引き続き「ミクロ経済学」

午前は、無差別曲線(効用関数)と予算制約線の関係。テキストには字が多くってうんざり。やっていることはシンプル。
2つの財、x財とy財のそれぞれの消費量を x、y として、その満足度 u(x, y) を効用関数と呼ぶ。MUx(x財の限界効用)は、u(x, y) を x で偏微分した関数。u(x, y) が同じ値の点を結んだ等高線のような曲線を、無差別曲線と呼ぶ。u(x, y) = x y として思考実験。
MRSxy(x財のy財に対する限界代替率)は、x財の減少を(満足度を下げずに)どれだけのy財で置き換えられるかという量。MUx dx = MUy dy となるってことかな?x-y平面上の無差別曲線を考えれば、(満足度は一定なのだから)dy/dx。なので、MRSxy = dy/dx = MUx/MUy
これに、予算の制約(x財の価格を Px、y財の価格を Py、所得を m として、Px x + Py y <= m)が入った場合、この予算制約線(傾き Px/Py)と無差別曲線が接する点(最適消費点と呼ぶ)が、予算内で満足度が最高となる。
この時、無差別曲線の接線と予算制約線が一致するので、MSRxy = Px/Py となる。まとめるとこれだけでは?


ランチは「ヌーベルシノワ一品香」。すごくすいている。可もなく不可もなく。ちなみに、お店の雰囲気は中華っぽくない。バックミュージックが「マシュ・ケ・ナダ*1」だし。「セルジオ・メンデス&ブラジル'66」、大学時代によくきいていたなぁ。


午後の方が面白かった。まずは、午前の続きで、価格が消費量に与える効果(需要の所得弾力性と需要の価格弾力性、所得効果と代替効果)。
後は、ひたすら需要曲線・供給曲線を書いて、完全競争市場、不完全競争市場で価格と生産量がどう動くかを。余剰分析における死荷重(dead weight loss)が、特に興味深かった。完全競争市場で従量税が課された際の死荷重、自由貿易に関税を課した際の死荷重、独占による死荷重、へぇ。


へとへと。今日はたくさん寝る。

*1:の、誰かのカバー。