回転寿司にて。

マンガでわかる 会社組織が甦る! 職場系心理学 (じっぴコンパクト 62)
- 作者: ナカタニD.,衛藤信之
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2010/04/16
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
読みやすい。「マンガ版 新・資本論」は一瞬だったが、二瞬くらいで読みきれる。漫画だからかもしれない。ストーリー仕立てだからかもしれない。卑近な話題だからかもしれない。いずれにしても、内容は示唆に富んでいて、かつ前向きになれる。
帯に『現代、日本は世界の中で競争力が落ちている。それは、技術力の低下ではない。働いている者たちのマインド力の低下なのだ。』と、表紙に『なぜ、あなたは職場で「夢」を語らなくなったのか?』とある。
確かに、そうなのかもしれない。
今、そして次の日本を支えていくべき僕らは、生まれながらにしてモノがあふれ、豊かな時代を生きたから。そんな日本が、そんな日常があたりまえで、それに腰かけているから。生理的な欲求に突き動かされるような、そんな根源的な力が弱い、そんな風に感じることがある*1。
ガラガラポンしたら、もうすでに、この豊かな生活がおくれる力はないのかもしれない。そう感じていても、どこかでやっぱり甘えている。努力はしているつもりなのだが、あせって空回りしているところがあるのも事実。
『あたし…今の職場を変えたいの《同書より》』と、みんな思っているような気がする。でも、どうして、なかなか。『自分が必要とされるシゴトがしたかったんやないやろか?《同書より》』、そうかもしれない*2けど、とてもそんな。
それにしても、銀鱈がおいしかった。
*1:でも、そんな状況を乗り越えられたら、世界中のどの国よりも強くなれるのではないか?
*2:やりたいシゴトがあって、成功させたいビジネスがあって、幸せにしたいヒトがいて、そういうのに突き動かされるべきかもしれないが、こういうのも、気持ち的にはとても大事だと思う。目の前の(自分にとっては相当)しんどいタスクに対して、“これ、本当に必要なタスクなのか?”って思うと、、やっとのことで完成させて、“あ、そう。できたのね。”で片付けられると、、活躍している人たちの傍らでこんな状況だと、、そういうのが続くと、、やっぱり『そんな自分が、みじめで、弱くて、かわいそうで大嫌い《さよなら 大好きな人, 2000年, 花*花》』になると思う。