いよいよ簿記。午前も午後も簿記。でも、もうだいぶ慣れた。
最初は、B/SもP/Lも、どこに何があるか全く把握できていなかった。そんなことでは、仕訳が切れるわけないし、決算整理なんてチンプンカンプンだ。とにかく位置を、頭に(体に)たたき込むことが重要だったとわかった。
例えば、「貸倒引当金」は「受取手形」や「売掛金」のマイナスに、「貸倒引当金繰入額」は「販管費」に、「貸倒引当金戻入益」は「特別利益」にあるってわかっていれば、勘定の意味もそれなりにわかるし、貸し倒れの決算整理の仕訳も切れる。
中には、場所がわかりにくいものもある。
B/Sでなかなか覚えられないのは、「経過勘定」である次。
流動資産 | 流動負債 | 備考 |
---|---|---|
前払費用(先に払った) | 前受収益(先にもらった) | ⇒ 次期に繰り延べる |
未収収益(まだもらっていない) | 未払費用(まだ払っていない) | ⇒ 当期に見越しておく |
P/Lで名前がいやらしいのは、「掛販売において、決済期日前に支払いがあった場合に、金利分を割り引く」次。ちなみに「値引」は、掛金から減額するだけ(ま、当然)。
営業外費用 | 営業外収益 |
---|---|
売上割引(してあげた) | 仕入割引(してもらった) |
でも、こんなものか。
場所だけわかっても、ダメなものもある。決算整理における、売上原価の算定がそう。「三分法」。初めてテキストを解読した時には苦戦した。最初は、「期中は、(ひたすら仕入勘定で処理して)繰越商品を放置しておく」ということがわからないで*1、決算整理の仕訳に入ったわけで、、できっこない。決算整理前T/Bと後T/Bの具体例をみながら、仕訳の意味を解読した。
期中はブラックボックスなのね。わかってしまえば、決算整理の「し・くり・くり・し」でカランコロンと*2。
夜のワイン講座的なものは、薬を飲まなければならないので、欠席。今期はお金だけ払って、ちっとも行けやしない。。