ポップ・ポップ・ポップ

タイトルのノリは、「ワイン・ワイン・ワイン - あしのあしあと」ではなく、ホップ・ステップ・ジャンプ的な。なんか、ぜんぜん違うが、まぁよい。


診断士試験が終わってから、大量にスタックしてあった諸々に手を出し始めた。やっぱ、それなりに我慢してきたから。
本もだいぶスタックされていて、「普段読まない本2種 - あしのあしあと」や「時間ができたので - あしのあしあと」は、最初のポップ。
ただ色々あって、今は、仕事関係の本はいったんひかえる(こっちは、どちらかというとキューイングされている)。


最近読んだ、ぽくないのが「三月の招待状 (集英社文庫)」。帯に『30代、揺れる大人の恋愛小説』ってあって、買うのがやや恥ずかしかったのだが、まぁそこにひかれて買ってしまった。帯の通りの話で「よくこのワンフレーズにまとめたな」と思うものの、読む前にイメージしていたのとはだいぶ違う。ま、恋愛モノっぽくない。燃えるような恋愛ではなく、けっこう冷静な恋愛で、ややこしい感じか。恋愛偏差値15の自分には、理解し切れないのだが。
前半がすごく面白くって、がつがつ読んでいたからか、後半がややしんどくなった。面倒くさいお人だこと的なしんどさ。


最近読んだ、ぽくないわけでもないが、ぽいわけでもないのが「猫鳴り (双葉文庫)」。うん。あらすじだけ言ってしまえば、すぐに終わってしまう。派手な表現やストーリー展開など、どこにもない。でも、引き込まれる。思わず電車を乗り過ごしてしまうくらい引き込まれる(終電ではなくってよかった)。「どうなるんだろう×3」と思っていたら終わっていたみたいな。どこか恐ろしさや暗さをずっと抱えつつ、それがはっきりとは表れず、それでいてハッピーエンドを願わずにはいられない本だった。
ちなみに、かわいらしい猫とゴロゴロニャンな話ではない。


最近読み始めて、ようやく最新刊までおいついた、ぽいのが「NARUTO -ナルト-」。とてもとても有名なナルト。でもはじめてのナルト。一見クールな後輩M氏が、ダントツで一番面白い漫画と言い放ったナルト。らーめん屋に行っても、なかなか入っていないナルト。
泣ける。まっすぐで、まっすぐすぎて、泣ける。泣かせどころだなってところ(だいたい大きなコマでナルトが何か言う)は、大概泣けるってばよ。「ごった煮 - あしのあしあと」で、4日目までしか忍耐力が持たなかったコトを反省(自来也先生、すんません)。そいやコレ、続き読まな。


ぽく・ぽく・ぽく。