かっこつけると痛い

けっこう前に読んだのだが、自分向きの本に出会った。いいかげん書いておかないと忘れてしまうと思ってメモ。

印象は、直球勝負、「キーワードに踊らされているぞ、足元見ろよ」という警鐘。「キャリアアップ」とか「キャリアパス」とか「スキルアップ」とか「転職」とか「自己研鑽」とか「自己啓発」とか、そういったキーワード達に何か駆り立てられているような、そんなもやもやしていたことが、すっきりすること請け合い。
最も印象に残っているのは、「第4章 自分磨きのバカヤロー」の冒頭に出てくる、次の箇所(この章が一番痛いんだな)。

仕事がデキるとは、突き詰めると、期待されている以上の価値を提供できるかどうかにかかっている。
《「キャリアアップ」のバカヤロー, 2011/04/21, 講談社, p.122〜123》より

「仕事がデキるって何?それって何よ?」って、けっこうずっと頭のどこかにあって、、「私って仕事デキるから」って自分で言う人にすごい違和感あって。で、「うんうんそうそう」と納得させてもらった感じ。ストンと落としてもらった感じ。
真面目で、あせって空回りしている私のような人にぴったりの1冊かと。


で、同時期に読んだのがコレ。魂のこもったTIPS集という印象。

これもけっこうためになっていて、気に入ったページに折り目をつけて、ちょくちょく見直している(まだベッドに積んでいる)。