なんておいしいんだ

突然、後輩と食事に行くことに。
どこに行くかも決めていなかったが、居酒屋の気分ではなく、週末にお刺身を食べるから日本酒でもなく、ワインが飲みたいみたいになり、なら門前仲町か銀座みたいになり、後輩が目をつけていた東銀座の「カーヴ・デ・ヴィーニュ」へ(一度通り過ぎて「ヴィヴィエンヌ」にむかうも、ひきかえした)。
こじんまりしているが、落ち着いたよい雰囲気。月曜だからか、けっこうすいていた(むろん、予約なし)。
で、これが、びっくりするほどおいしかったのだ。ここのところでは、圧倒的に一番。ほんと、すばらしかった。


食事は、次のような感じ。

  • アミューズ的に、「一口ブーダンノアール」。濃厚で、とてもおいしい。100円でいいの?
  • 前菜1皿目は、「白レバーと豚のセルヴェルのパテ」。ふつうにおいしい。
  • 2皿目は、「白アスパラガスのバヴァロワ 蛍烏賊と山菜のサラダ」。これが、ありえないほどおいしい。ババロアとゼリーが濃厚で滑らかですごい。これが春の山菜(“たらの芽”と“こごみ”ではなかったかと思う)と、とてもあう。そして、ホタルイカとびっくりするほどあう。
  • メインに、「タプナード*1と鳥ハツのキャラメリゼを巻き込んだ 仔羊背肉のロースト」。これも、恐ろしくおいしい。なんで鳥のハツと仔羊?正直、絶句した。次行っても、またコレたのみそう。。
  • 最後に、チーズ3種。チーズ疎くってあまり覚えていないが、36ヶ月熟成のゴーダがあったのを覚えている。魚貝類の出汁のようなアミノ酸の感じが、、これがゴーダ?チーズどれもおいしすぎる。。たくさんの種類から選べるので、チーズだけで一食いけるのでは。


お酒は、まずは、リュリー(シャルドネ)をグラスで。その後は、赤ワインをボトルで。ラングドック、フォジェールの「シャトー・ラ・リキエール・システュス(Chateau La Liquiere Cistus)」だったと思う(おまかせだったし、覚えちゃいない、てか覚えられない)。ブドウはシラーがメイン。時間が経つほど味わいの増す、とてもよいワインだった(最後まで力強さに慣れてしまわない)。


何時間もゆっくり楽しんで、1人1万円。。変てこな飲み会で飲みすぎるのが、いかにおしいか。

カーヴ・デ・ヴィーニュ

食べログ カーヴ・デ・ヴィーニュ

*1:タプナードって、はじめて知った。黒オリーブ、アンチョビ、香草などとオリーブオイルをあえ、ペーストにしたものっぽい。