10月くらいに書き始めたのだが、ようやく掲載された。ちなみに写真は、入院直前のもの(この後すぐに病院へ)。さすがにしんどそう。
http://www.jsol.co.jp/column/2010/201012.html
最近、SIerのダメさを主張する声が多いように思う。確かに、その通りだったりするのだが、強みについては、全くと言ってよいほど触れられていない印象だ。メタメタに言われてばかりだと、さすがによい気はしない。
けっこうやれると思うんだけどなぁ。
大企業のエンタープライズ系のシステム開発をドライブするなんて、それはそれは、すごいスキルだと思う。キーマンを嗅ぎ分け、絶妙な根回しと調整により、システムサイドから大企業を動かす、圧巻だ。本当の要求を抽出し、整理し、要件として定義し、それらの変更を管理する。なかなかできることではない。
ただ、ヒューマン系の筋肉を使うことが多いため、テクニカル系の筋肉が弱くなっていることは、なんとなくだが、その通りだと思う。近い未来、SIビジネスの構造は大きく変わるだろうから、テクニカル系の筋肉が弱いと、生き残れない可能性が高いとも思う。それでも、「足元固めていれば、環境の変化にのって、SIerも変われるのでは?だって、みんな優秀だもん♪」みたいな楽観的な気持ちもある。
ま、こんな想いで書き始めた*1。
加えて、現在活動している課のミッションの一つで、まさに自分が(微力ながら)取り組んでいることも、そのままぶつけることにした。
だからこそ、"システム開発力"を徹底して追求しているかどうか、今一度振り返らなければならない。
http://www.jsol.co.jp/column/2010/201012.html
このクダリなんて、まさにそう*2。課のメンバに向けては、ぴったりのネタでしょ?
冒頭に挙げた環境の変化は、SIerにとって大きな脅威であると同時に、イノベーションを起こすチャンスでもある。SIerという言葉が本来有する意味に立ち返り、思い描いているSIerへと変革するときだ。しかし、表面上の取り組みだけでは、何かが変わることはあり得ない。環境の変化が大きい今こそ、目線を高く上げ、地に足をつけた取り組みによって、日本のSIerの底力を見せるときではないだろうか。
http://www.jsol.co.jp/column/2010/201012.html
うん。いけると思う。やろう。