「アジャイル」という単語。最近、色々なところでよく目にする。大手のSIerにも、浸透しつつあるのか?いよいよ隆盛なのか?
ちなみに、直近で見たのは次の3つ。
1. Publickey
Publickeyのブログに、「マイクロソフトにおけるアジリティを向上させる開発プロセスへの試み」について、まとめられていた。
http://www.publickey1.jp/blog/10/post_107.html
「Agile Japan 2010」の内容紹介もある。
http://www.publickey1.jp/blog/10/agile_japan_2010.html
イベントに参加できなかった私には、とても貴重だ。
2. IPAグローバルシンポジウム
IPAグローバルシンポジウム2010でも、「ソフトウェア・エンジニアリングセッション」として、アジャイルに関するセッションがある。IPAだけに、大変興味がある。仕事の都合がついたら、参加する予定。
3. WEB+DB PRESS
「WEB+DB PRESS Vol.55」の特集1「設計を実装に生かす技術」は、サブタイトルが「アジャイルとウォーターフォールの良いとこどりで開発効率アップ!」である。教科書的ではなく、著者の経験から執筆されている点がおもしろい。ただ、あまり「アジャイル」な内容ではない。。今は、「アジャイルとウォーターフォールの良いとこどり」ができるとも思えない。
自分のまわりで、アジャイル開発をしている人はいない。自分も、いまいちピンときていない。ベースは完全にウォーターフォール。
次は、XPの手法と実践方法を解説した本で、(読んだのは1年前だが)本当にわくわくさせてくれる。XPを試してみたくなる。いくつかのプラクティスは、すぐに実践したくなる。しかし、「4.1 XPは私たちにふさわしいものか?」を読むと、簡単にアジャイルにはなりそうにもない。
アート・オブ・アジャイル デベロップメント ―組織を成功に導くエクストリームプログラミング (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: James Shore,Shane Warden,木下史彦(監訳),平鍋健児(監訳),笹井崇司
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/02/18
- メディア: 大型本
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ソフトウェアエンジニアリングまわりに疎いので、まずは、きちんと勉強したい(色々な話も聞きたい)。