普段読まない本2種

亀有リリオホールに、キャラメルボックスの「飛ぶ教室」を観に行った。キャラメルボックスは1年ぶりか。亀有は初めて。
前日に、原作の「飛ぶ教室 (光文社古典新訳文庫)」を読んだのだが、新訳だったからか、なかなか面白い。別にストーリーが面白いわけではないのだが(でも最後はしっかり泣かされたが)、文章とか、ノリとか、無邪気さとシュールさみたいな、そういうのが。自分はたいした理系バカで、文学作品的な本は(児童向けとかそういうこと関係なしに)全くよさがわからなかったのだが(少なくとも学生の頃はそうだった)、好みが変わってきたのかもしれない。
で、どんな舞台になるのか楽しみだったのだが、原作に忠実で、ドタバタ感としんみり感が入り乱れて、なるほど納得。まぁ自分は中盤から泣きっぱなしだった。長かったから、お尻が痛くってw


帰って、「ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)」と「その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)」を読んだ。ものすごく気になって買っていた文庫。もはや他人ごとではなくなったもので。ちょっと安心した。
この人は頑丈だから大丈夫とか、この人は脳天気だから大丈夫とか、そういうのないから。