もしも〜し(2)

土曜日に中小企業診断士2次試験の公開模試を受けてきた。1次の模試試験1次の本試験と立て続けで、、もちろん2次対策なぞ、ほとんど出来てやしないのだが。
ちなみに、2次試験は、記述試験。事例I〜IIIは、2ページ〜2ページ半程度の与件文を読んで、50〜150字程度の解答を5問くらい作成する。初めて取り組んだ時は、与件文を「ふ〜ん」と読んで、設問を読んで「何書くの?解答が1つになるの?」と青ざめた。。でも、きちんと解答が導けるように、精緻に作られた与件文になっている。事例IVは、1ページ程度の与件文と、財務諸表(B/SとP/L)を使って、4問くらいの計算&記述を行う(電卓を使ってよい)。アカウンティングの出題がほぼないので、楽かと思いきや、、ちっとも解けない。
結果は次の通り、酷いもの。。カッコ内は、自己採点*1の結果。あ、各科目100点満点です。

事例
I〜IV
自己採点 コメント
事例 I
組織(人事を含む)
42
(24)
解答の方向性は概ねあっていたのだが(それでもこんな点数になってしまう)、もう一歩。各設問、「要は?」「一言で言うと?」に応えられない。そういう意味で、理解が浅く、お腹に落ちていなかった。
解答・解説を読んで、すごく納得した。言われてみると「コレしか解答にならない」っていう、とてもキレイな問題のつくりになっていた。くやしいね。
事例 II
マーケティング・流通
62
(67)
解答の方向性はどんぴしゃ。口頭での説明なら、ほぼ完璧だったと思う。それでも、限られた字数内に、出題者の入れてほしかった内容を盛り込むのは難しく、この程度の得点しか獲得できず。。
2ページ半の与件文が、余すところなく解答のヒントになっていて、いい感じに与件文全体にばら撒かれていた。事例IIっぽいw
事例 III
生産・技術
43
(25)
深読みしすぎたようだ。与件文中にヒントがあり、これがパズルのピースのようなモノなのだが、組み合わせを間違った。第2問では、与件文中の“最近では”の4文字を見逃していたが故に、ピースのくっつけ方がわからなくなり、混乱した。第4問はバッチリだと思ってたのだが、今になってよくよく考えてみると、1つだけ、ややムリのあるピースの組み合わせになっている(残りはきれいにくっついたのに)。つまり、出題者の意図と違った組み合わせにしていたというわけだ。
事例 IV
財務・会計
22
(16)
経営分析、財務レバレッジ損益分岐点分析、DCF法による企業価値算定と、なじみの分野からの出題だったのだが、最初の経営分析でちょこっとあっていただけで、後は全滅。。経営分析の指標も、与件文中に「老朽化した設備を増設したが遊んでしまっている」旨が記載されていたことから、“有形固定資産回転率”が正解の1つに違いないって思ったのだが。。計算したら同業他社とさして変わらず(ちょっと悪いだけ)、別の指標にしてしまった。やられた。
今回の問題なら、けっこうみんな得点してくるだろうなぁ。。
合計 169
(132)
もぅ、ダメダメ。。

こりゃあかんね。1次試験合格者の中から、上位2割程度しか合格しないし、気を引き締めないとだ。

2011/10/03追記

結果が返ってきたので、表に追記した。合格可能性は“C”で、ボーダーライン上とのこと。財務・会計が平均点を大きく下回っていて、大変まずい状況。。ちょっとやらないとだ。

*1:多くの人が、試験終了〜回収の短い間に、自分の答案を写真にとっていた。1ヶ月近く返ってこないからか。かしこいなぁ。