本試験

木金と今日は夏休みをとり、この土日で中小企業診断士の1次試験を受けてきた。
「毎週土曜の講座通い」+「1日30分〜1時間の学習」を、約1年間続けてきた。だもんで、(実力が発揮できれば合格するとは思っていたが)さすがに試験前日から緊張し出した。当日の朝も、喫茶店で勉強していたが、なかなか集中できず。よわっちい。
模試の時の経験を生かし、栄養ドリンクとチョコを用意。万全と思っていたが、試験会場に時計がないことがわかり、会場入りしてから大慌てした。試験会場近くのコンビニで売っていたので一安心。「コーザルデータ、生かしてるねw」などと思いつつ。

試験会場の入り口で、遠藤先生に会えたのが、すごくうれしかった。思わず握手。気合入った。


自己採点の結果は、次の通り。試験後に「きっとこのくらいの点数だろうな」と書き出した点数と、ほぼ同じ。よくもわるくも、こんなモノ。

科目 点数 目標 コメント
経済学・経済政策 52 60 最初の科目で、緊張がとれなかったのは、まぁある。時間配分を誤り、軽くパニックになったし。あと2〜3マークはいけるのだが、、仕方ない。これが本番だ。
模試の 3位/3000人 はまぐれだったということでw
財務・会計 64 50 例年よりやや易しかったのでは。とにかく出来る問題からと、原価計算(第10問)から手をつけた。立て続けにとれる問題ばかりで、ココでかなり落ち着いた。ちなみに第1問〜第8問はほぼ全滅。ほんと最初からやらなくってよかった。
価格差異に関するむちゃくちゃ簡単な問題(第12問)をミスっていたのが悔やまれる。
企業経営理論 57 65 戦略論とマーケは、まずまず。組織論、労働関連法規がひどい。特に、労働関連法規(第21問〜第25問)は全滅。。今見ても、取れそうにないから仕方ないんだけど。
ミスは1問だけだし、こんなものだろう。
運営管理 61 70 7割いったと思ったのだが、意外にもこんな点数。計算などは、きっちり全部とった。知らない問題をことごとく落としたのが痛い(1/4なり1/5の確率で正解するはずなのだが)。
あの難しい完成答練で成績優秀者だったとは思えない。。
経営法務 61 50 2日目の最初の科目。例年よりやや易しかったのでは。試験終わった時に「6割いったかも」って思っていた。
頭から解いていって、会社設立時の現物出資(第1問)、吸収合併時の債権者保護手続き(第3問)、再生計画案、更正計画案の可決と否決(第4問)がバシっと回答できたあたりから、落ち着きと集中力をゲット。
経営情報システム 76 80 予想通りの点数。とれてもあと1〜2マークが関の山。「電子記録債権法」、、知らないし。。
「共通フレーム2007」が出題されていて(第17問)、苦笑しながら解いた。セキュリティ技術の問題(第21問)に『デジタル署名とは、自分のサインをデジタルカメラで撮影し、それを送信文に貼り付けることをいう』という選択肢があって、ふいた。
中小企業経営・中小企業政策 58 65 中小企業白書からの出題は、まずまず目標どおり半分近くとれた。後半の政策が、けっこうダメで、、これは勉強不足。
案の定時間が余ったが、最後の最後まで見直しを続けた。で、3回目の見直しで、3問(それも全て3点の問題)回答を修正したのだが、全て正解を誤りになおしてしまっていた、、あー。
中小企業新事業活動促進法がたくさん出題されていたけど、さすがにココは、よゆーでオールゲット♪
合計 429 440 財務と法務が例年より易しめだった(と思われる)ので、ギリギリで6割を超えることができた(これはラッキー)。まぁ、もともとギリギリで超える目標(440点)だったしな。安堵。
経済、経営、運営、中小の目標の切り方は、明らかに対策不足。


模試の時とは間逆で、経済が足を引っ張るというまさかの結果。でも、なんとか6割越え。あぶないところだった。
さ、2次試験対策をしよっと。


2011/08/10追記

TACのデータリサーチを実施した。これは、1次試験の回答をすべて入力することで、入力者中の自分の位置がわかるというものだ。合否判定はもちろん、各科目の平均点や最高点、各問の正答率もわかる。
また、Web1次本試験分析会を見た(見るためにはユーザ登録が必要)。平成23年度1次試験のトータルの難易度は、平成22年度と同程度みたいだ(つまり、そこそこ難しかった)。昨年度よりは易しくなったように感じたのだが。
この試験、トータルの難易度はあまり変わらないが、各科目の難易度が毎年変わるってのがすごいなぁって(受験する方からすると嫌だよね)。全科目をちゃんと勉強させたいのかなぁ。

2011/09/06追記

言われるまで発表に気がつかなかったのだが、合格していました。