新しい年度が始まった。今日から社会人9年目。入社した頃の計画だと、もぅとっくに独りで仕事を持ってきていて、お客様から絶大な信頼を得ていたはずだ。年月だけが経ち、肝心なコトは、なかなか積みあがらない。
この2週間、何度か読み直しているのが「エンジニアとしての生き方」。心を揺さぶられる本だ。
エンジニアとしての生き方 IT技術者たちよ、世界へ出よう! (インプレス選書)
- 作者: 中島聡
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2011/03/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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で、3つ。
1つは、とにかくうらやましい(ため息)。
2つめは、色々なことを思い出した(思い出させてくれた)。自分がIT業界にこだわっていなかったこと、横串で基盤となる仕事をしたかったこと、技術力を核に仕事をしたかったこと(これは今もそうだが)、教育に携わりたかったこと(これもそうだ)、国をまたがった仕事をしてみたかったこと(これもだ)、ビジネスがどうまわっているのかを知りたかったことなど。そういえば、入社当初の具体的な目標は「タッチタイピングができるようになること」だった。寮の自己紹介シートに堂々と書いていたなぁ。
3つめは、今の仕事のやり方がまずいことを確信した。自分の仕事のやり方というか、もっと大きな単位で。くさらずに変革をもたらすことができるのだろうか。それとも新天地へ飛び出すのだろうか。