Javaで乱数を生成する(3)

Javaで乱数を生成する」というタイトルだが、生成できるのは疑似乱数だ。疑似乱数生成器の動作概要については「Javaで乱数を生成する(1)」に説明した。また、Javaでどのように実装するかについて「Javaで乱数を生成する(2)」に説明した。しかし、実用的な実装ではなかったため、よい方法をApache Tomcat(以下、Tomcat)に教えてもらうことにした。
今回は、Tomcatに教えてもらうための準備をしようと思う。まぁ、EclipseTomcatソースコードを読めるようにする*1だけだ。なので、このエントリには、実質的な内容はない(そして、時間もない)。


まず、Tomcat 7.0.5のソースコードをダウンロードして、解凍と。あれ?“pom.xml”がいない。依存するライブラリをどうやってダウンロードするの?
build.xml”を読むと、Antを実行すれば、必要なライブラリをダウンロードしてきてくれるみたいだった。“build.properties.default”ファイルの“base.path”プロパティを、Mavenのローカルリポジトリのパスに書き換えて、Antを実行。ビルドのやり方は、テキストファイルにまとまっているので、その通りに実行すればよい(簡単だ)。で、後はEclipse上で、1つ1つjarファイルをビルドパスに追加した。
なんて面倒なんだ。。もっとよいやり方はないの?


まぁ、でも準備はできた(ビルドが通ると気持ちいい)。


TomcatにはセッションID(JSESSIONID)を発行するロジックがあって、そのロジックは、Javaで(暗号で使える)疑似乱数を生成するものになっているはずだ。次回こそ教えてもらおう。
(つづく)

*1:NetBeansの人やEmacsオンリーの人は別として)Eclipseで読めるようにしたくなるよね?jarファイルにソースコード添付でもよいけど、がんがん検索とかしたい場合には、不便だし。