うるさい中の読書

代休。ゆっくり生活。ドラクエもはかどる。


昼は喫茶店で読書。なにやらどこかの会社の部長クラスが、大喧嘩をしていてうるさかった*1。電話も大声もおかまいなし。人の上に立つ人がこれでは。。


最近は、システム開発どっぷりなので、「さすがにソフトウェア・エンジニアリングについて、何も知らないわけにはいかない」と思っている。このあたり、自分の組織も自分のまわりも、あまり強くないのではないか*2。専門でないといけないはずなのだが。。


今さらながら「ソフトウエア開発 55の真実と10のウソ」。研究と実践を踏まえた上での議論は、本当に興味深い。

ソフトウエア開発 55の真実と10のウソ

ソフトウエア開発 55の真実と10のウソ

SEであれば、楽しく(苦笑しながらかもしれないが)読める書籍である。


こちらも今さらながら「SWEBOK」。何年か前に購入したのだが、ひっぱり出してきた。これが、長年の研究の整理か。鳥瞰図。今は2004だが、2010が出そう*3

ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系―SWEBOK2004

ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系―SWEBOK2004

しばらく手元においておく。なお、SWEBOKの概要は「Part2 ソフトウエア・エンジニアリングの体系 | 日経 xTECH(クロステック)」に解説されている。


夜はイタリア料理屋のカウンターでひとり飲みしながら読書。まぁた、となりのグループがあまり上品でなく、声も大きかった*4。ワインは、黒ブドウの品種しか覚えていないが、マルベック、カベルネ・ソーヴィニヨン、テンプラニーリョ。すごくよく冷えていたので、、ゆっくりと飲んだ。
伊藤直也氏の「「Web開発者のための大規模サービス技術入門」という本を書きました - naoyaのはてなダイアリー」を見て、興味をもった「Web開発者のための大規模サービス技術入門」を購入し、ななめ読みしていた。まだ肝心の検索部分が読めていないのだが、、内容は極めて実践的である。個々の技術は基本的なものだが、それらの組み合わせや勘所の説明については、実際に手を動かした人ならではだ。一部の方法は、自分もパフォーマンスチューニングの時に用いたことがある。その他はなるほど、勉強になる。

コラムに「24時間365日 サーバ/インフラを支える技術」のダイジェストがあり、これがかなりおもしろい。

*1:怒っているせりふって、気になるものだ。社名も出してしまっているし。

*2:強い強くない以前だが、開発の段取りを計画したことも、QCDをコントロールしたこともない輩が、他プロジェクトのドキュメントやソースコードを見て、ただ嘲笑している姿は、気持ちのよいものではない。こういう人こそが、同じ轍をふむような気がしてならない。

*3:SWEBOK 2010版がそろそろ出るか - たこはちの「へのかっぱ」日記」にまとめられている。

*4:下品な話って、気になるものだ。