まさにはじめてのドラッカー

今さら感があったが、世間で話題になっていた(そして課内でも話題になっていた)、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読んでみた。

普通に感動できる(そして泣ける)。(そこがメインではないかもしれないのに)よいストーリー*1である点と、個人やチームが継続的に大きく変化していくという点が面白い*2
夢中で読んだ(そして泣いた)。


ついでというわけではないが、「プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか」も読んでみた。この本は、一緒に仕事をしている人たちが、こぞって持っていた(おそらく会社で配られたのだろう)ので知るところとなった。

一通り読んでみたが、とにかく「言葉」がすごい(日本語訳もすばらしい)。現実(世の中と、人と、その関係)にズバズバと切り込む。「言葉」により、現実を明らかにしている。ただ、お腹に落ちていない点、わからなくもないが腑に落ちない点も多くある。知識、経験ともに不足し過ぎていて、見えている景色が違いすぎるのだろう。。

とりあえず、強く印象に残っており、自分に問いかけねばならないことをメモ(「 」内は、書籍中のキーワード)。

  • 成果を上げるための「習慣的な力」を身につけようとしているか
  • 自分の「強み」「仕事の仕方」「価値観」を知っているか
  • 「リーダーシップ」を「仕事」と、そして「責任」とみているか
  • 自分は「何によって憶えられたいか」

二度目は、好きなところだけ、つまみ読み♪

*1:ありがちと言われれば、否定はできないが。

*2:でも、挿絵はいらなかったなぁ。